【前立腺がん】あなたのリスク度をチェック
― 自覚症状がなくても知っておきたい、年齢・体質・生活習慣のサイン ―
最近トイレに行く回数が増えた、尿の勢いが弱くなった――。
もしそんな変化を感じていたら、前立腺の状態が関係している可能性があります。
前立腺がんは、男性に多いがんのひとつですが、
初期の段階ではほとんど自覚症状がありません。※1
「年齢のせい」「疲れているだけ」と見過ごされやすく、
気づいたときには進行していた、というケースも少なくありません。
ここでは、今の自分の状態を振り返るための
前立腺がんリスクセルフチェックをご紹介します。
※診断ではありません。気になることがある方は医療機関をご受診ください。
前立腺がんリスクは「年齢 × 体質 × 生活習慣」
前立腺がんの最大のリスク要因は加齢です。※2,4
年齢とともに発症率が高くなり、
特に50歳以降でリスクが上昇することが知られています。
さらに、遺伝や生活習慣も影響※1するため、
「特に症状がないから大丈夫」とは言い切れません。
まずは、今の自分の状態を確認してみましょう。
前立腺がん セルフチェック

以下の項目を読み、
「自分に当てはまる」と感じたものにチェックを入れてください。
年齢・体質に関する項目
☑︎ 50歳以上である
☑︎ 体重増加や肥満が気になっている
遺伝・家族歴に関する項目
☑︎ 血縁者(父・兄弟など)に前立腺がんの既往がある
☑︎ 家族に比較的若い年齢で前立腺がんを発症した人がいる
生活習慣に関する項目
☑︎ 脂っこい食事が多い
☑︎ 野菜や食物繊維をあまり摂れていない
☑︎ 運動不足を感じている
排尿・検診に関する項目
☑︎ 夜間にトイレに起きる回数が増えた
☑︎ 尿が出にくい、勢いが弱いと感じることがある
☑︎ PSA検査を一度も受けたことがない、または数年以上受けていない
チェック結果の目安
当てはまった項目の数を確認してください。
※遺伝的リスクがある方はこの限りではありません
0個だった方
現時点でのリスクは、比較的低めと考えられます。
ただし前立腺がんは、年齢とともにリスクが上昇するがんです。
定期的な検診や、PSA検査について知っておくことが大切です。
1〜4個当てはまった方
年齢や生活習慣の影響が、
リスクとして表れやすい状態です。
自覚症状が軽くても、
PSA検査について一度確認してみたい段階と言えます。
5個以上当てはまった方
注意が必要な状態です。
早めに検査や医師への相談を検討しましょう。
症状が軽いうち、または無症状のうちに行動することで、
将来の選択肢が広がります。

リスクを知ることは、不安になるためではありません
このセルフチェックの目的は、
不安をあおることではありません。
- 検査について正しく知る
- 次に取る行動を考える
- 「年齢のせい」で済ませない
こうした小さな意識の変化が、
健康を守るきっかけになります。
“保険”という選択肢も
前立腺がんのリスクには、
年齢や生活習慣に加え、遺伝的な体質も関係することが分かっています。
Zene360で、遺伝子情報をもとに将来の疾患リスクが可視化された場合、
ご希望に応じて保険指導(専門家への相談)を受けることも可能です。
「症状はないが、年齢的に気になり始めた」
そんな段階でこそ、
リスクを知り、行動につなげるという選択肢があります。

まとめ
前立腺がんは、
「症状が出てから考える病気」ではなく、
「年齢とともに備える病気」です。
今の自分の状態を知ることは、
将来の安心につながる大切な準備になります。
このセルフチェックを、
次の一歩を考えるきっかけにしてみてください。
出典
- ※1 国立がん研究センター がん情報サービス
前立腺がんについて
https://ganjoho.jp/public/cancer/prostate/index.html - ※2 厚生労働省
がん検診に関する情報
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000059491.html - ※3 日本泌尿器科学会
前立腺がん診療ガイドライン
https://www.urol.or.jp/lib/files/other/guideline/ - ※4 American Cancer Society
Prostate Cancer Risk Factors
https://www.cancer.org/cancer/prostate-cancer/causes-risks-prevention.html
